白糸の里活動の歩み

 

【活動の歩み】

原川親水公園の草刈り作業に地域の皆さんが参加します。

世界文化遺産富士山の西麓にある富士宮市原地区の子供から老人までが参加し、活動する「協働の邑(むら)」が「白糸の里」で、「協働の精神」こそが「むらの宝」です。古くは室町時代に92戸の村民協働で約600mの原川を手掘りし農業用水路にしました。大正時代には村の青年団が早朝道路清掃を行う事が日常でした。

昭和62年以前の千枚田状態の棚田です。

戦後20年代~30年代には国の食糧増産政策に原区民協働で邁進し米の生産量の40%を供出しました。その後品質の良いコシヒカリを導入した際「縞葉枯病」が大発生した時も、県指導のもと原因究明からヒメトビウンカ一斉防除体制まで15年の歳月をかけ農業者協働で克服しました。左の写真のような牛や馬も入れないくらい密集した千枚田で稲作をしていました。

 

 

毎年8月14日に開催される鱒釣り交歓会。  お盆で里帰りした子供たちの歓声が上ります。

昭和62年から52億円と20年の歳月をかけた圃場整備事業が開始された時も、将来の農業者の為にお互いの利害を越えて一致団結し、馬や牛も入れないような千枚棚田を機械化農業が出来る「平成棚田」へと生まれ変わらせる事ができました。又、同時に行われた原川整備工事の際自然が残る景観にするよう行政に働きかけ「みだれ石積護岸」を採用、完成後毎年「鱒釣り交歓会」を開催し先人の思いを偲んでいます。

参加者さんたちと記念写真。

「白糸の滝」や「平成棚田」「原川親水公園」を巡る2つのウォーキングルートを平成25年度から2年間をかけ整備し、大きく迫力のある富士山と四季折々の花や豊かに実った稲を見ながら歩く3時間・6kmの道はきっと皆さまを癒してくれます。平成27年度には「新日本歩く道紀行ふるさとの道100選」に認定されました。

白糸小生徒三椏植栽

白糸の滝近くに、全国的に普及している静岡種三椏始原の地を記念した「三椏記念碑」があります。伝統ある駿河和紙の復活を目指し小学生からお年寄りまで協働で三椏栽培・加工・紙漉実現へ向け活動しています。平成28年度に紙漉き機を制作。「白糸自然公園」で紙漉き体験ができるよう整備中です。

【受賞歴】

私たちの農地保全・景観形成活動が地域外の皆様にも認めていただけるようになりました。

平成27年度【ふじのくに美しく品格のある邑 白糸の里】認定。

平成27年度【静岡県知事顕彰】受賞。

平成27年度【新日本歩く道紀行ふるさとの道100選】認定。

平成28年度【国土交通大臣感謝状】受賞。

平成28年度【静岡県景観賞・優秀賞】受賞。

平成28年度【富士宮市景観賞・最優秀賞】受賞。

平成28年8月1日富士宮市景観賞表彰式。右から須藤市長・渡邊会長・笠井副会長。渡邊会長は亡くなられた奥様と一緒です。

 

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